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2021-11-15

東京でのご葬儀

先日、初めて東京の斎場でご葬儀をおつとめさせていただきました。
故人は、元々玖珠町のご出身であり、東京の会社に就職され、退職後もそのまま東京にお住まいのご門徒様でした。
数年前までは、東京と玖珠をちょくちょく行き来され、お寺にもよくお参りに来てくださっていた方でした。

東京でのご葬儀は、田舎と違って簡素化が進み只々機械的に進行して行くという勝手なイメージを持っておりましたが、この度のご縁は全くそのような事はなく、お通夜からご葬儀、火葬に至るまで、とても丁寧に行われました。お集まりのご親族も、初めて聞く浄土真宗のご法話に耳を傾けてくださり、今生のお別れに涙されるシーンもありました。

現在、我が宗派では、この葬送儀礼・葬場勤行の式次第(お葬式の進行・メニューみたいなもの)についての見直し案が提案されている最中なのですが、その最たる理由が、都市部、特に東京近郊における葬儀形態の変化に対応する為の試みであると聞かされてきました。しかし今回たった一度ではありますが、その東京でのご葬儀を自ら体験させていただいた私は、今のままの葬場勤行・儀式儀礼で十分対応できるのではないだろうかと感じました。

儀式儀礼の濃淡は、そのメニューによって決まるのではなく、それを執行する僧侶や葬儀社スタッフさんの本気度・熱量にあるのではないでしょうか。その丁寧さや所作振る舞いに、ご親族の方々も安心して、ご葬儀という一つの儀式儀礼の意義を感じることができるのではないでしょうか…。またそれは、何も都市部に限ってのことではなく、私が住んでいる様な田舎町においても全く同じ事が言えるのではないだろうか…。

とか、悶々と諸々考えながら、兎にも角にも無事にご葬儀をおつとめすることができ、一先ず、ホッとしながらの帰路でありました。

 

今回の写真は、ご葬儀終了後に参拝させていただきました「築地本願寺」でのものです。ちょうど、「御正忌報恩講(親鸞聖人のご法事)」に向けて、職員の方々総出で準備の真っ最中でした。

12月には、当山教念寺においても、13日〜16日まで「御正忌報恩講(親鸞聖人のご法事)」をおつとめいたします。ぼちぼち準備を始めなければと頭の中だけ焦っている状態です(笑)
近々ご案内をお知らせいたしますので、お時間許される方は、何卒ご参詣くださいますようお願い申し上げます!

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